ジュリエットへの手紙  Another 出会い

西の浜辺にて

ううぅぅぅ・・・・ママァ、パパァ。
どこにいるの?生きてるの?
僕を迎えに来てくれないの?


帰りたいよぉ。
こんな知らないとこで、知らないみんなと一緒には暮らせない。
お願いだから迎えに来てよぉ。
うわーーーーん。。


(翌日)


パパ、ママ。
僕ね尾ひれが無くなったの。
海王さまがね、尾ひれを2つに割って足にしてくださった。
僕ね、もうパパとママの子じゃなくなったよ。
人魚なのに足があるんだよ二本も。
歩いたり走ったりしなさいって言われたけど出来ない。
足が痛いよ。
疲れるんだ。
さみしいよぉ。かなしいんだよ。
友達なんて誰もいない、ご飯も食べたくない、このまま死んでもいいなぁ。
パパママお願いだから迎えに来てよぉ。
これからいい子にするから。


(また翌日)

パパママ、僕ねもうここを出て行くよ。
尾ひれがなくなって泳ぎが下手になった。
でも歩くよりまだ動けるから、海に出るよ。
そしてパパとママの匂いを頼りに探すことにするよ。
ここにいたって僕は何も幸せじゃない。
どうしてここに連れてこられたのか誰も教えてくれない。
毎日毎日、一人ぼっちでいるんだから海に出ても同じだよね。
途中で死んじゃってもいい。
そしたらパパとママ迎えに来てね。



東の浜辺

僕は負けないもん。
一人だってだいじょうぶ。僕は一番強くなるんだぁ。
体は一番小さいけどそのうちに一番になるんだから。
だから・・・・うぅ・・・泣かないもんっ。
泣いたら負けだもんっ。

でも・・・・さみしいよぉ。
パパとママ、そして一緒に遊べなかった妹。
どうしてみんなで居なくなったの。
どうして僕を一人にしたの?


(翌日)
今日も僕は一人だけどがんばったんだ。
人一倍食べたよ。
みんなに笑われたけど僕が明るくしてたらみんなも明るくしてくれる。
僕が泣いたらみんなが困るんだってわかってるから
僕は一生懸命笑うんだ。
でも。夜はさみしいよ。
パパに抱かれたいよ。ママにキッスしたいよ。
妹を抱いてあげたいよ。
パパ、ママ、、帰ってきてよぉ、一人ぼっちはさみしいよぉ。

(また翌日)

パパ、ママ。今日も僕は頑張って生きてます。
ここで一番になるんだもんね。
今はパパとママの友達が世話してくれてるんだ。
ジュリエット様も気にかけてくださるからうれしい。
もう泣かないよ、泣いたら天国のパパとママが悲しむでしょ?
でも、毎日ここでパパとママを思うのはいいよね?


(またまた翌日)

パシャーン。

「ジュリエット様、海王様、ごめんなさい。僕はここに居たくない。
 パパとママを探しに行きます。パパとママにあってここで暮らす意味を
 教えてもらったら帰ってきます。
 一人ぼっちは嫌なんです。もう本当に嫌なんだぁ!」


『うん?波の音じゃない。この時間に誰か海に出た?だれ??
 ちょっと音の方に行ってみよう。
 アレは???人??
 子供???わぁ!どこに行くんだ、泳いでなんてあの子には無理なんじゃないのかな?』



僕は一生懸命に泳いだんだ。
浜辺を出て広い海に出た。
どっちに向けばいいのか分からないけど僕の家からは星が真南に見えたから
その方向に向かうんだ。。

1時間後

はぁ、はぁ、はぁ・・・・
ちょっと疲れたかも。尾ひれがないから進みが悪くって
バタ足するからとってもしんどくなってきた。
ちょっと休みたいけど岩も島も何もない。
どうしよう?
このままユラユラしてたらどうなるのかな?
ちょっと眠くなってきた・・・・ママ、パパもういいよね。
迎えに来て欲しい。


『おい!!あの子動かないけどどうしたんだろう。
 近づいてみてもいいかな??そっとなら・・・・
 寝てる?死んでる??

 きみ!!ねえ。。大丈夫??起きてよぉ。ほら、僕に捕まって』


「うーーーーん、きみだれ?わぁ!!くじらさん??」

『あぶないっ!!ほら、、僕の背中に乗っていいから、早く」

「あ・・うん。ありがとう。」


『どうしたんですか?こんなところで。
 どこかへ行くんですか?ってだれ??
 僕らみたいにクジラでもイルカでもない。足があるよね。
 まだ子供だよね。ぼくもまだ子供です』


「僕は人魚だったんだ。人魚だった・・・・
 今は・・・・わかんない。うぅぅぅぅ。。わかんないだよぉ。
 パパとママから離されてここに連れてこられて
 尾ひれを足に変えられて、それが嫌で浜を出てきたんだ。
 パパとママのところに帰るんだ」


『パパとママのいる場所わかるの??』

「うううん。。知らない。
 眠ってる間にここの連れてこられてここがどこかも分からないよ。
 でもあの星が南に見える海にいたんだ。だからそこまで泳いで行こうと思ったけど
 尾ひれが足になったからかな?泳ぎができなくて疲れて・・・」

『そうですか。。一人ぼっちなんですね。
 僕も一人ぼっちだけど僕は逃げません。
 僕は負けない。必ず一番になってみせる』

「え??君も一人ぼっちなの?パパとママは?」

『僕のパパとママは死にました。
 パパは旅の途中で襲われた仲間を助けようとしてまきぞいになったと聞きました。
 ママは僕の妹を産むときに死んじゃった。
 ママは妹と一緒に天国に行ったってジュエリエット様に教えられました。
 妹を産んだんだけど、その妹も息をすることなく冷たくなったんだ。』

「そうなんだ。。僕は・・・・ここにどうしているのか、どうして連れてこられてのか分からない。
 いきなりジュリエット様達が来てパパとママから僕を引き離して連れてこられた。
 その後、パパとママがどうしてるのか、どこにいるのか、まだあそこで元気なのか・・・
 それすらも教えてくれないんだ。
 僕には僕の使命があるのだからここで一生懸命みんなと勉強しましょうって言うだけ。」

『だからって・・・君は死ぬの?
 ここで死のうと思ったのか??
 だって、まだ君のパパとママは生きてるかも知れないのに先に死ぬのはいけない。
 もしパパとママが君が死んだこと知ったらもっともっと悲しむんじゃないの?
 パパとママはここで君が元気に暮らしてるって思ってるんでしょ?
 生きて会いに行かなきゃ。きっと迎えに来てくれるよ時期が来たら・・
 僕にはもう迎えは来ないんだよ。なのに、君は身勝手だよ。』


「ごめん・・・・ぼく・・・
 でも一人ぼっちで暮らすのはもう耐えれないんだよ。
 パパとママにいつ会えるのかそれもわからないのに、何に縋って生きていけばいいの?
 楽しいことなんて何もないし、ここで何をすればいいのかもわからないのに。
 誰も僕を知らないし、誰も僕に話しかけない。
 海王さまもジュリエット様も何も言わない。」


『じゃ!こうしましょう。ボクとお友達になりませんか?
 一番のお友達。お互いに親がいません。
 かばってくれる人が、守ってくれる親がいないものどうしで仲良く暮らしませんか?
 ね??いいでしょ?
 寂しくなって泣きたいときは一緒に泣こうよ。
 海に出たければ僕の背中に乗って連れて行ってあげますよ。
 その代わり僕のために美味しい食事をいっぱいください。
 一緒にご飯も食べましょう。季節のいい時は浜辺で一緒に寝ましょうよ。ね??いいでしょ?』


「え??友達になってくれるの?
 一緒にご飯食べてくれるの?寝てくれるの?
 でも、ぼくは・・・くじらじゃないよ。
 僕は弱虫だよ。君に迷惑かけちゃうかも・・・」

『お互いに一人ぼっちなんだから助け合いましょう。
 僕の名前はチャンミンです。チャンミナって呼んでください』

「僕の名前はユチョンです。ユチョナって呼んでいいよ」

『はい、ユチョナ。僕の一番のお友達で一番大好きな人。』
「ちゃんみなぁ。。僕の一番のお友達で一番・・・・必要なくじら」


あはははは!!
ふふふふっ!!

さ・・帰りましょう。
うん帰ろうね。

あすの朝は晴れますよ。
一緒に朝ごはん食べましょうね。

そうだね。。明日はいい天気だといいね。
くじらさんに紹介してくれる?
僕はもう。。。。ひとりじゃない。
ちゃんみんが居るから心強い。

僕は・・・・・僕じゃないよ。
パパ、ママ、僕は僕を卒業します。

俺はユチョンです。
パパとママに会えることを信じてここで暮らすよ。
明日ジュリエット様に俺のここにいる意味、ちゃんと聞いてくるよ。
そして俺の使命をきちんと果たすよ。




海王、ジュリエットside


ジェジュア・・・
お前の大事な大事なゆちょなが前へ進んだようだね。
もうこれで本当のこと言えるんじゃないかな?
ここで生きる意味を知らないまま過ごすのはあの子にとっては辛いだろう。
そろそろ本当のこという時が来たのかもしれないな。
俺が決断したとは言え、可哀想なことをした。
親の所在も言えないのは本当に俺も辛いんだ。


そうだね。。。
あの子が俺には必要だ。だからこそ強くなってもらいたくて
突き放した。本当のことをもっと早く言えばなびいてくれたかな?
いや・・・・一緒だ。あの子が自分で強くならないとここには馴染めないし、俺のことも信用しない。
チャンミンも自分が辛いのになぁ・・・
毎日笑って生きてるけど心で泣いているんだろう。
あの子には両親がもう帰らないからね。でもゆちょなのパートナーになってくれたね。
伴侶ではないけど、ちゃんみなとゆちょなは絆で結ばれてる。
お互いがお互いを助け合ってここで生きていって欲しいな。


大丈夫だよ。
あの子達は強いよ。
補佐は十分に俺がするから!お前はゆちょなを頼むな。
お前を越す逸材なんだからな!!


ああ、、任してくれ。
俺の美貌を超えることはないけど、才能は確かに俺以上だ。
かなり脆くて儚い心を鍛えてやらないと。

そして、今までで一番気高くて、優秀で、優しいジュリエットにするよ。



未来のジュリエット ユチョン。

ようこそ この海へ。
そして俺のもとへ来てくれてありがとう。
明日まってるよ。
愛してる♥

 
チャンミン、★゚。+。☆HAPPY BIRTHDAY☆。+。゚★

昨日まで何も書けなくて。
ストーリーはあらかた頭にあったのに
言葉に起こす気力が出なくて。。。

バースデーにギリギリ間に合わせたので誤字脱字・・・すごいかも?

ふたりの出会い。
伴侶になれないって2TOPは気づいていたんですよね。
このまま伴侶にしてあげたくなりましたが・・・・・
基本、スユ、ユス命なので。ごめんねちゃんみん!!
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