amour de l'ange 学園生活 体力テスト2

じ 「ゆちょんくん???なの??」




3ヒョン「おおお!すっげぇぇぇ、これ体力テストのドッジボールだろ?

     確かにフィールドあるじゃん。ドッジボールっぽい。というかそうだ。

     でも?ちょっと違わない??明らかゆちょなだけおかしいだろ?」




確かにぼくがさっきやったフィールドでドッジボールしてた。

人数もおんなじ、ルールも同じはずなのに

まるでそれは極上のバレエを見てるようだった。



ボールが飛び交う。

ゆちょんくんに向かって投げられるボールをかわす姿がバレエのように

長い手足を優雅に曲げて、羽根はぼくのと違って舞い上がるたびにきらきら光の粉が

降ってくるような錯覚を見せてくれる。

ほんとに降ってるのかも??

あまりの美しい身のこなしに先生も上級生たちも球技ということを忘れて

魅入ってた。

勝敗はつきそうにない。だってゆちょんくんは僕の指示通り受けないで

綺麗に優雅に軽々とよけてるだけ。

絶対に当たらないし当てることもないのでずっとこのまま。

僕は小さくなって声すら出せないのでひょんにお願いした。



じ 「ヒョン、ゆちょんくんに一回だけ受けて相手に当てろって言って。これ終わんないよ」



ユ 「おお・・・でももうちょい見たいんだけど、ダメか??」



じ 「うーーん、詳しくわかんないけど多分ゆちょんくん体に何かあるんだと思う。

   ほかの種目全部見学させられてたから。」



ユ 「わかった。そろそろ決着つけるか」




ユ 「おーーい。ゆちょなぁ。一回だけ受けろ。そして相手に投げて当てろ!!」



ヒョンの大きな声に気づいたゆちょんくんは優雅に降りて来ながらコクンと頷いて

次のボールを羽根で軽く受け止めた。



瞬間・・・・・・・え!!



秒殺でボールが相手の足元めがけて地を滑るように転がっていって

相手コートの二人に連続して当たって試合は終わった。

先生のホイッスルが鳴り響いて、相手チームの2人が真っ先にゆちょんくんに

抱きつきに走っていた。



痛っ。。

なんだ?ぼく、心臓が痛い。頭も痛い。

ユノヒョンの手の上でうずくまるとヒョンがどうした??って聞いてくれた。



じ 「なんだろう。ぼくここが痛い。苦しいような痛いような。嫌な気分。下ろしてよヒョン」



3ヒョン「やっと芽生えたか・・・遅かったな。病気じゃないよじゅんすやぁ。ゆっくり育てろよ」




ヒョン達は意味わかんないこと言ってクラスの授業に帰っていった。

同時に終了のベルが鳴ったのでぼくは走ってゆちょんくんを探しに行った。



クラスメイトに囲まれて身動き取れないゆちょんくんを遠巻きに見ながら

必死に呼んだんだ。

ゆちょんくんが気づいてくれてみんなの輪から抜け出てぼくのとこに来てくれた。



ゆ 「じゅんすくん、おれ1番もらえたよぉ。見てくれた??」



じ 「うんうん、女子の壁に邪魔されて見えなかったからユノヒョンに抱いてもらって空中から見たよ」



ゆ 「抱いてもらって??どうやって??」



じ 「魔法で小さくなったの。手のひらサイズだよぉ」



ゆ 「え!!見たかったなぁ。じゅすんくんのミニサイズ。貴重だよぉ」



(^∇^)アハハハハ!

・:*ゞ(∇≦* )ぎゃはは



ぼくは嫌だよぉ。はずいじゃん。  って心の中でつぶやいたのは言うまでもない。

二度とミニジュンスにはなるまいって決意したよ。





その日の帰り、ヒョン達は授業が長いからぼくらは2人で帰れた。

その時に今日の飛び方のことを聞いてみた。

どうしてあんなに綺麗に飛べるのか?ってね。

ぼくも一応飛べる。羽根は使えるんだもんね生まれつき。

でもスピードは出せるけど方向変換や高度調整ががまだ出来ない。

それはこれから習うからいいんだろうけど、ゆちょんくんは既に全部出来てた。



じ 「(≧0)Ο //ネェネェ!  どうしてあんなに綺麗に飛べるの??」



ゆ 「あん??あ・・・パパがスポーツ習わせてくれる前にママがさぁ・・

   うちのママの趣味聞いたらぞっとするけど、バレエや演劇、に興味があって

   自分も子供の頃に習ったというバレエとダンスレッスンをやらされたんだよ。

   もちろん空中ではなく最初は下でね。それがクリアしたら空中で舞うことを習わされて

   これが結構楽しかったし、おれ体力ないけど飛んでいるときは意外と

   体が楽なんだ。息が苦しくならない。

   だからあっというまに覚えちゃってみんなに上手って言ってもらえるようにまでなっただけ。

   学校で習うからみんなもすぐに追いつくよ、じゅんすくんもね!」



じ 「そうなんだぁ。でもすごくかっこよかったよ。っていうか綺麗だった。

  ふわって飛び上がってる音もなく下りてくるしょ?その時の羽根がすっごくきれくて

  キラキラした粉が舞ってたけど。。」



ゆ 「じゅんすくんもお手入れ毎日やったらきれいになるよぉ。きっとキラキラ出てくるから!」

   今日はおれんちで宿題一緒にやらない?補習クラスは明日からでしょ?」



じ 「あ・・言わないで。忘れてたのにぃもうっ!!でも宿題は教えてよね。」



ゆ 「いいよ。じゃ早く行こう。早く終わらせてゲームしようね」




ゆちょんくんちで宿題したんだけど、ぼくが一問終わる間に既に半分がおわってて

結局ズルして写させてもらった。。ダメって言われたけど今日だけってお願いしてね。



その後ゲームしておやつ食べてゴロゴロしてすっごく楽しかった。

おやつの後にゆちょんくんのママがお水とお薬を持ってきた。

それを見たゆちょんくんがすごく怒った。



ゆ 「ママ!そんなものもってくるなよぉ。あとで飲むから持ってって。」

ママ「だめよぉ。今日お昼の薬持っていくの忘れたでしょ?早く飲みなさい。」

ドアのところで一気に飲んでママを部屋から追い出してゆちょんくんが戻ってきた。



ぼくは気になっていたから聞いたんだ。



じ 「今日のテストで出来ない競技あったけどさっきのくすりと関係あるの?どっか悪いの?」



・・・・・・・ ウルッ( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)



じ 「いいにくいこと?聞かれたくなかったら聞かない。でもずっと横に居るから体調が悪い時は

  前もって言ってくれるとうれしんだけど・・だめかな?」



・・・・・・・心の準備ができてない。どうしよう。言って嫌われたらいやだ。離れていかれたらいやなのに。



じ 「あ!!無理しないで。。。もういいよぉ。ゆちょんくんはゆちょくんだから、何も変わらないから」



そういってじゅんすくんはコントローラーをぼくに寄こした。



じ 「つづきしよぉ!!ぼくのほうが1プレ使うからねっ。。早いもん勝ちさ」



ゆ 「え!おれのなのに?じゃんけんしてよぉ。もうっ」



それから夕方までじゅんすくんは病気のことは何も聞かないであそんでくれた。

途中でヒョンたちと歌った曲を披露したらじゅんすくんも歌ってくれてびっくりした。

普段の変な笑い声と違ってすごく通る声で高い声も出せてオペラを聞いてるようだった。

ママが走って上がってきて聴き惚れて行ったほど。

ママはオペラやオペレッタが大好きでおれに習わせていた。いわゆる声楽ってやつをね。

でもおれは高い声が出ない。今でこれだから声変わり迎えたらもっと低くなると

確信してあきらめてくれた(内心やった!だよ)

じゅんすくんの声にぞっこんで何曲かリクエストしてぼくにピアノを弾かせて聞いていった。

いいかげんにしてほしい・・・・



夕方じゅんすくんの家の前でバイバイするときにじゅんすくんにお願いされたんだ。



じ 「あしたからぼくのこと”じゅんす”って呼び捨てにしてよぉ!

   ぼくもゆちょんくんのこと呼び捨てにしていいかな??」



ゆ 「うんっ。いいよぉ。。でもおれ今日応援する時呼び捨てにしちゃったよぉ。ごめん」



じ 「そなの??うれしいよぉぉ。。ゆちょなっ!うはんうはん」



ゆ 「くくくっ。照れくさいよぉ。でもヒョンはすぐに呼び捨てにしてたんだぜ、ゆちょなぁ♡ってね」



じ 「  \(゜□゜)/  だれがだよ?   」



ゆ 「ジェジュヒョンだよぉ。抱きついてくるしポッポされそうになるし、すごーくおれに甘いけど?」



じ 「゛(`ヘ´#) どうして許すのさ?ヒョンのこと好き?」



ゆ 「どうして怒るの?ヒョンたちはみんな優しいから好きだけど??じゅんすも好きでしょ?」



じ 「・・・・・・あんまし好きじゃなくなったかも。。じゃ帰るね。兄貴に確かめなきゃ?」



ゆ 「??????? じゃ。また明日ね。明日はおれが迎えに来るよ。おやすみぃ」



じ 「おやすみ!!絶対に来てよぉ。先に行くの無しだからね!」





その夜、じゅんす家では怖い顔したじゅんすとニヤニヤした顔のじゅのが兄弟会議を開いたそうです。







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